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農作業安全対策の推進について

ページID:0100383 更新日:2024年8月5日更新 印刷ページ表示

農作業安全確認運動

 毎年多くの農作業事故が発生していることから、春・秋の農業機械の利用が集中する農繁期に合わせて、農作業に対する安全を意識し、農業機械の安全操作徹底等を図り、農作業事故の未然防止に努めましょう。

重点推進テーマ「見直そう!農業機械作業の安全対策」

農作業中の熱中症には注意しましょう!

 農作業中の熱中症による死亡事故は、7~8月に多く発生しますが、3月から6月でも発生しています。次の点に注意して熱中症による事故防止を徹底しましょう。

夏の農作業で心がけること

  1. 日中の気温の高い時間帯を外して作業を行いましょう。​
    • 特に70歳以上の方は、のどの渇きや気温の上昇を感じづらくなるので、高温時の作業は極力避けましょう。
  2. 作業前・作用中・作業後の水分補給、こまめな休憩をとりましょう。​
    • のどが乾いていなくても20分おきに休憩し、毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給しましょう。
    • 足がつったり、筋肉がピクピクする症状が見られたら、0.1~0.2%程度の食塩水(1Lの水に1~2gの食塩)、スポーツ飲料、塩分補給用タブレットを摂取しましよう。
      ※市販品を摂取する際は、必ず成分表示をチェックし、適切な量を摂取してください。
    • 休憩時は、日陰等の涼しい場所で休憩し、作業着を脱ぎ、手足を露出して体温を下げましょう。
  3. 熱中症予防グッズを活用しましょう。​
    • 屋外では帽子、吸汗速乾性素材の衣服やファン付の作業着、屋内では送風機やスポットクーラーなどを活用しましょう。
  4. 単独作業を避けましょう。​
    • 作業は2人以上で行うか、時間を決めて水分・塩分補給の声かけを行うなど、定期的に異常がないか確認し合うようにしましょう。
  5. 高温多湿の環境を避けましょう。​
    • 暑さ指数(Wbgt)計、温度計、湿度計で、作業環境を確認しましょう。
    • 作業場所には、日よけを設ける等できるだけ日陰で作業をするようにしましょう。
    • 特にビニールハウス等の施設内は風通しが悪く、早い時期、早い時間から暑さ指数(Wbgt)が高くなるため、風通しを良くしたり断熱材を活用しましょう。

熱中症が疑われる場合の処置

  1. 暑い環境で体調不良の症状がみられたら、すぐに作業を中断しましょう。
    【代表的な症状】
    • 手足がしびれる、冷たい
    • めまい、吐き気がする
    • ズキンズキンと頭痛がある
    • 汗をかかない、身体が熱い
    • 意識の障害がある
    • 体がだるい
    • まっすぐに歩けない

 ※熱中症には特徴的な症状がなく、「暑い環境での体調不良」は全て熱中症の可能性があります。

  1. 応急措置を行いましょう。​
    • 涼しい環境へ避難しましょう。
    • 服をゆるめて風通しをよくしましょう。
    • 水をかけたり、扇いだりして体を冷やしましょう。
    • 水分・塩分を補給しましよう。

 ※脇の下、両側の首筋、足の付け根を冷やすと効果的です。

  1. 病院で手当を受けましょう。​
    • 意識が無い場合、自力で水が飲めない場合、応急処置を行っても症状がよくならない場合は、すぐに病院で手当を受けるようにして下さい。

熱中症予防情報サイト

農業者のための労災保険の加入促進

 労災保険は、労働者の負傷、疾病、傷害、死亡などに対して保険給付を行う制度ですが、療養・休業給付から遺族給付まで手厚い補助があります。
 加入義務のない農業者の方も、一定の要件のもとに特別加入という形で任意加入できます。
 平成30年度から、農産物を市場等まで運ぶ出荷作業、出荷作業後に行われる販売作業も対象になっています。

農業機械化研修について

 石川県では、石川県農業機械研修所において、高性能農業機械の効率的利用の促進と、農業機械による事故防止を目的に農業機械化研修を実施しています。
 受講内容や申込方法等、下記のリンクよりご確認ください。

関連リンク

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