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熊本県西原村と災害時相互応援協定を締結しました
穴水町は、令和7年10月7日、熊本県西原村との間で災害時相互応援協定を締結しました。同日、穴水町役場において締結式が執り行われ、吉村光輝穴水町長と吉井誠西原村長が災害時相互応援協定書に調印しました。
本協定は、近年の自然災害が激甚化・頻発化する状況に鑑み、災害対策基本法に基づき、地震、風水害その他の大規模災害の発生時における相互の応援体制を確立し、被災した一方の自治体単独では十分な応急措置が実施できない場合において、他方の自治体による応援及び協力が円滑かつ迅速に遂行されるようにすることを目的としています。
特に、令和6年能登半島地震のような広域的な大規模災害の発生時においては、遠隔地の自治体と相互応援を行う体制を整えることが重要であり、本協定により災害に強いまちづくりを強力に推進することが期待されます。
穴水町と西原村とは、平成28年熊本地震発生後の穴水町から西原村への中長期支援職員の派遣、令和6年能登半島地震発生後の西原村から穴水町への支援職員の派遣、熊本地震における災害廃棄物処理事業の対応等の知見の教授、ふるさと納税代理寄付等を通じて関係を深めてきました。
今後は、平時から情報交換や応援体制の整備、地域づくりなど多様な分野でも相互連携を深めていくこととしています。
穴水町が県外の自治体と締結する災害時相互応援協定は、本協定が5例目であり、令和6年能登半島地震後では、令和7年7月の宮城県山元町との協定に続き2例目となります。