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消費者トラブル事例紹介
悪質業者による消費者トラブル事例紹介について
近年、悪質な業者による消費者トラブルが非常に多くなってきております。ここでは、全国的に多く発生している悪質業者による消費者トラブルの事例や注意点等をいくつか紹介します。
点検商法
【事例】
突然家に来た業者が、「無料点検」と称して「水が汚れている」「布団にダニがいる」「屋根瓦がずれている」などと言って不安にさせ、浄水器や布団、リフォーム工事などの契約を勧めてきます。また、「消防署の方から来た」などと言って消火器を販売する例もあります。
※注意点 ➠ 契約するときは相手をしっかりと確認してから!!
事業者名と訪問目的をきちんと聞きましょう。公的機関が事前通知なく突然来ることはありません。
安易に信用せず、すぐドアを開けないようにしましょう。
SF商法
【事例】
狭い会場に人を集め、販売員が巧みな話術で場を盛り上げながら、冷静な判断ができない高揚した雰囲気の中で高額な商品を売りつける商法です。タダ同然で配られる日用品をもらうだけのつもりが、脅されて契約を迫られたり、最近では長期間通わせて親切にし、断りにくくする例もあります。
※注意点 ➠ 契約の前に冷静に考えましょう!!
無料配布の引換券や販売会の案内は受け取らないようにして、期間限定や臨時の販売会など、自由に出入りできない会場には立ち寄らないようにしましょう。
還付金詐欺
【事例】
市役所や社会保険事務所の職員などを装って医療費や税金を還付するとだまし、現金自動預け払い機(ATM)に行かせ、そこから電話をするように誘導して、お金を振り込ませる詐欺です。最近では、警戒の緩やかなコンビニやスーパー、病院や市役所のATMに誘導する事例もあります。
※注意点 ➠ ATMでの還付金返還はありません!!
携帯電話を持ってATMに行けと言われたら還付金詐欺です。
相手の言った電話番号をうのみにせず、関係機関を調べ、直接問い合わせしましょう。
架空請求
【事例】
携帯電話やスマートフォン、パソコンのメールや郵便物で、利用した覚えがない「インターネット接続回線料金」「有料サイト利用料」など、架空の料金支払いを要求してきます。「期日までに連絡しないと、法的手段に訴える」などと書いてある場合もあります。
※注意点 ➠ 支払わずに無視しましょう!!
「期日までに連絡するように」「訴訟を起こす」など不安をあおるようなことが書かれていても、利用した覚えがなければ、決して支払わずに無視しましょう。
特定商取引法によると・・・
➠ 訪問販売や電話勧誘販売の場合には
「勧誘する前に、会社名や勧誘目的、商品などを明示しなければならない」と定められています。
- 販売が目的であることを隠したり、偽って近づく悪質業者には注意しましょう。
- 一度断った人に対して再勧誘することは禁止されています。
強引な勧誘に負けず、不要ならきっぱり断りましょう!!