高野山真言宗瑞鳳山。本尊は弥勒菩薩。真言宗の古刹で、さとりの道の始点から数えて一番目に位置する。境内には天然記念物の羅漢樹が中居湾を見下ろすように立っており、そこから眺める景色はまさに絶景です。
穴水町の天然記念物。別名、羅漢槇ともいう。羅漢槇は支那原産で庭園樹として一般に植栽されているものですが、その樹齢の古さと、大樹ということでは、県下でも数少ない珍しいものです。
真言宗高野山。本尊は不動明王。当山の開基は不明であるが、最初内浦にあり後に寺野に移る。さらに、永正2年弘賀和尚の時に現在地に移転したが天正年間兵日にあい焼失、天文4年加賀藩人持組津田玄藩が本堂を寄進し現在に至る。
木々の間をすり抜けるように敷き詰められている石畳の上を歩き、さとりを開いてみては?
曹洞宗臥雲山。本尊は釈迦如来。元は川尻という所にあり、慶長三年大透圭徐和尚の開基による三代東天和尚のとき、雲山大龍寺と号して現在に至る。
中居は鋳物の産地として有名ですが、七尾北湾を望む波静かな入り江は多くの舟の行き交う天然の港として最適な場所でした。航海の安全を祈願して人々は海に祈りをささげました。
古くから鋳物の産地として栄え、大正13年の廃絶に至まで多くの鋳物を鋳出していました。現在でも、格子戸をともなう古いたたずまいを残す家もあり軒並みを歩いていると何処からともなくタタラ唄が聞こえてきそうな気がします。
中居最後の吹屋跡。
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