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教育研修プログラム|教育体制 看護部
教育体制
キャリアラダー導入の目的
- 評価表を用いて評価することにより、自分のできること、できないことを明確にし、さらなる向上につなげる動機づけと教育サポートの基準とする
- 専門職としての人材育成とキャリア開発の方向付けを行うことで、患者が求める質の高い看護を提供できる能力の高い自立した看護師への育成を目指し、
- 目標管理と連動させ、定期的なコーチングで活用する
キャリアラダー構造図
キャリアラダー評価方法と評価手順
- 評価時期:年度末(3月)もしくは各所属長が必要と認めた時
- 評価方法:キャリアラダー評価表I~V、必要書類を用いて行う(下表参照)
- 評価手順:自己評価(自己申請)⇒他者評価 ⇒ラダー昇格の決定
- ただし、ラダーV以上は★ラダー審査委員会で昇格の審議を行う
審査結果は審査委員長から速やかに通達する
- ただし、ラダーV以上は★ラダー審査委員会で昇格の審議を行う
ラダー レベル |
評価時期 | 審査内容 | 他者評価表 | 評価ツール・提出書類 |
---|---|---|---|---|
I | 通常3月 ※中途採用者は 3か月目~ |
書類審査 | プリセプター 部署主任 部署師長 |
ラダーI評価シート、看護技術チェック表、月間目標到達度、臨床実践能力評価表、看護観、態度評価表 |
II | 3月 | 書類審査 | プリセプター 部署主任 部署師長 |
ラダーII評価シート、看護技術チェック表、態度評価表、研修実績、事例レポート(看護過程の展開) |
III | 3月 | 書類審査 | 部署師長 | ラダーIII評価シート、態度評価表、研修実績、事例研究 |
IV | 3月 | 書類審査 面接 |
部署師長 ★審査委員会 |
ラダーIV評価シート、態度評価表、研修実績、看護研究 |
V | 3月 | 書類審査 面接 |
部署師長 ★審査委員会 |
ラダーV評価シート、態度評価表、研修実績、業務改善事例レポート |
ラダー審査委員会とは?
- ラダーIV、Vの到達度を確認する委員会で、評価ツールを用いて評価を行う
- 審査委員長:総看護師長
- 構成委員:総看護師長、副総看護師長
☆看護研究は過去5年間を有効とする。また共同研究を含む。
評価基準
- ラダー段階別に、看護の核となる実践能力(ニーズをとらえる力、ケアをする力、協働する力、医師決定を支える力)、組織的遂行能力(チームを運営する力、教え育む力、創造し改善する力、地域に貢献する力)、自己教育・研究能力(学び続ける力、内省する力)ごとに評価内容を設定する
- 評価内容は5段階で評価する
5:安定してできる
4:時にはできないときもある
3:半分以上はできる
2:時にはできる、たまにできる
1:いつもできない
※注意
ラダー評価表の到達度はおおよそ全体の70%達成していれば昇格の要件を満たしている。
ただし他者評価で1の評価点が1つでもあれば昇格基準は不可となる。
※<到達度(%)の求め方>取得点数合計÷総計×100=到達度(70%以上で条件クリア)